フッド:ザ・ビギニング

 

 ロビン・フッドって知ってる?

 

一領主として平和な時を過ごしていたロビン。突然の徴兵に遭い、十字軍として兵役をこなすも故郷に帰ってくると領地は没収、恋人も去っていた。敵は悪政を敷く州長官だった。失われたものを取り戻すべくロビンはフードを被る。

 

ロビン・フッドというと弓の名手というぐらいしかイメージはなかったが、この映画で描かれるのは、弱きを助け強きを挫くねずみ小僧的義賊の男。勧善懲悪の王道話で分かりやすいが、コンパクトすぎてそれ以上でもそれ以下でもない。ロビン・フッドっていう人物がどうにもピンと来ないのも拍車が掛かる。