キングスマン:ゴールデン・サークル

 

“Country roads, take me home”

 

イギリスのKingsman本部が突如爆撃され組織もろとも壊滅状態に陥った。難を避けたエグジーは亡きガラハッドの座を受け継ぎ、アメリカのKingsmanこと表向きは醸造場の“Statesman”に協力を求める。アメリカ流と揉めながらもエグジーは仇敵を目指し、裏で密かに進んでいた世界的なテロとまたもや対峙する。

 

死んでないハリーと言い、死んでいく重要人物と言い、ことごとく掻き回していく2作目。エグジーの成長を喜ばしく思いたいところはあるんだけど、キングスマンと言ったらやっぱりハリーを見たいというのが正直なところ。見たかったハリーの勇姿と裏腹に、脳内に残ったのは怪鳥エルトンの暴れっぷりと、悪役ジュリアン・ムーアの不気味な笑顔。